独立して開業できる専門的な国家資格は?

独立して働くことができる国家資格には様々なものがありますが、自分の得意としている分野で働くことが一番良いでしょう。
法律系の仕事に従事していたという人は、法律に関する仕事を行っている弁護士や司法書士、行政書士や社会保険労務士などを生業として独立開業すると、業務内容がこれまでの仕事に近いこともあって働きやすくなります。
弁護士になるためには、司法試験に合格することが必要であり、司法試験を受験する前の段階で法科大学院を卒業することが基本となってしまうので、取得までの道のりはかなり長いものとなってしまいます。

お勧めできる専門試験としては、なるべく受験するための条件がないものなどがハードルが低くなるでしょう。
行政書士や司法書士などは誰でも試験を受けることができるので、比較的試験を受けやすくなっています。
司法書士や行政書士は依頼を受けて法的な書類を作成したり、手続きを代理で行ったりする業務が多いので、きちんと書類を作成することができる人が向いているでしょう。
司法書士については、不動産登記を主な業務としているので、知り合いの不動産業者などがいれば、安定的に仕事の依頼を受けることができ、事務所経営もしやすくなります。