新しく事業をしようと思った場合まず考えることはなんでしょうか?コンセプトやビジョンも大事ですが、理想ばかり描いていても前には進みません。まずは具体的な手続きをすすめていくその行動が大事です。セールスタブロイドではそんな開業・起業を目指すみなさまのアクションを後押しできるような存在を目指しております。

まず決めるべきは開業の形態です。 個人事業主になるか法人化するかによってさまざまなメリットとデメリットが生まれます。IT系の職種の場合、個人でも起業しやすいため近年個人事業主(フリーランス)になる人が増えています。また医者、整体師や鍼灸師など、手に職がつくような仕事の場合でも個人事業主になる人が多くいます。個人事業主になるのは届け出を出すだけですので、簡単になることができます。

一方法人では登記が必要となり、収入印紙を購入しなくてはなりません。1円で株式会社を作ることは可能ですが、実際には数十万円の費用がかかるということを覚えておきましょう。銀行の法人口座を作るのにもさまざまな書類が必要となり、事業を証明しなくてはなりません。法人に関する手続きはいろいろと煩雑なのです。特にいきなり法人とした場合、すでに人脈があって取引先に当てがあるのであれば問題ありませんが、たいていの場合は赤字になってしまいます。

法人は税金面で優遇されていますが、税金の申告方法も個人事業主と比較すると難しいため、いきなり法人化するのはあまりメリットがあるとは言えません。小規模の法人ももともとは個人事業主だったというケースがあり、ビジネスは順を追って拡大していくのが良いでしょう。